塩の部屋

ハロセラピーは、ハロゲネーターと呼ばれる装置で、塩のエアロゾルをソルトルームに吹き付けるのが仕事です。
東欧で発表された臨床報告によると、塩室でのハロセラピー（塩療法）は、喘息、慢性閉塞性気管支炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔症、慢性非閉塞性気管支炎、慢性再発性ブロクン炎、喫煙者、急性上気道ウイルス感染、気管支拡張症、ムコビシドーシス（嚢胞性線維症）に適しているとのことです。角膜性鼻炎、慢性鼻炎、角膜性咽頭炎、扁桃腺炎、慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎、アトピー性皮膚炎、神経皮膚炎、乾癬、化膿性皮膚感染症、手術後傷の治癒、多剤耐性症候群、シックハウス症候群、産業・家庭汚染物質と接触する人

塩の部屋でのハロセラピーは、子供にも大人にも適しています。ほとんどの臨床試験では、子供の場合は少なくとも30分、大人の場合は60分の治療が行われました。しかし、毎日通う時間がない人も多いでしょう。これまでの経験から、ハロセラピーの有益な効果を得るためには、最低でも週に3回（1日おき）の訪問が推奨され、10回以上のセラピーを1サイクルとし、継続的に行うことが必要です。サイクルは、年に2～3回繰り返すことが推奨されています。現在、塩の洞窟はオーストリア、ドイツ、ポーランド、スロバキア、ルーマニア、ロシア、ウクライナでスパリゾートとして利用されています。ハロセラピーは、温度、湿度、エアロゾル濃度を適切にコントロールし、維持することができるため、スピレオセラピーをさらに進化させたものです。呼吸器系や皮膚に良いことから、世界中に広まりつつあります。

行われた研究によると、塩室でのハロセラピーは、気道の食細胞の数を増やし、その活性を高める（食細胞とは、危険な粒子（ウイルス、バクテリア、死細胞）を引きつけて吸収する能力）、マクロファージの活性（食作用を持つ白血球の一種）を高める、生理的オスモール刺激として働き、気管支の粘液のレオロジー特性を向上させ上皮の動きを助ける、などです。液体を気管支カップに排出することにより、気管支壁の浮腫を軽減し、停滞を助けます；免疫および代謝免疫プロセスに良い影響を与えます（SIgAおよびラクトフェリンの上昇により咽頭および気管支のフラッシングを行います）。粘膜上皮の電気生理学的細胞活性を増加させる；日和見菌叢に対する細胞上皮のコロニー形成抵抗を増加させる；気道のバイオセノシスを回復させるのに役立つ。

皮膚疾患では、塩室でのハロセラピーは、クレンジング効果、皮膚表面のバイオセノシスの回復、微小循環の改善、静菌効果、抗炎症効果などがあります。塩エアロゾル中の微結晶の効果により、真皮の修復再生過程の正常化と誘導、皮膚の張力の増加、成長の促進、健康増進を引き起こします。
以上のことから、塩の部屋でハロゲン化装置を使って生成した塩の部屋でのハロセラピーは、呼吸器系、免疫・循環器系、皮膚、植物性神経系、精神感情圏に有益な効果をもたらすと結論づけられます。